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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

杜松のお手入れ

皆様こんにちは。最近は雨が多くて、梅雨が戻ってきたようですね☔️。私にとっては、植え替えできたり葉透かしできたり、曇りがちで気温が高くない日々の方が嬉しいです😃

松の芽切りもしてますが、他にも伸び放題な樹が多いので、剪定と葉透かしをしています。葉ものの雑木類はもちろん、真柏や杜松も剪定してます。

気をつけているのは、消毒。剪定するということはキズを作っているので、作業後は殺菌剤を散布して消毒しています。この時期は特に、キノンドーを散布しています。

ボサボサの杜松を剪定

f:id:bonsaichie:20220715001158j:image八房性の杜松。葉が小さいタイプです。春から肥料だけ与えて何もしてなかったので、伸び放題。

杜松は枝の伸びが速く、枝作りがしやすい樹種です。マメにお手入れしたい人におすすめ。

枝の途中から芽がよく吹くので、どこで切っても枝ができます。
f:id:bonsaichie:20220715001202j:image伸びた小枝を短く切ります。

全体的に伸びた枝を切り詰めた後↓

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さらに、上向き下向きの不要な小枝を丁寧にピンセットで取り除いて、針金をかけ直した後↓

頭も低くなるよう切りました。
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下枝のアップ↓細いので 銅線を使っています。

ここまで枝葉を減らしてから、また新芽がひと吹きすると、枝棚がきれいに整って、かわいいですよ😊

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新芽が良く吹いて葉が密になりやすい品種だからこそ、枝の棚づくりにこだわりたいですね。

杜松は、新芽が伸びる度に、芽つみを繰り返して小さく維持していきます。

芽つみを繰り返してるだけだと、枝先が団子状になってしまうことも。上下の不要な芽を取り除いて、枝先をきれいに整えることも意識してくださいね🧚‍♀️。枝元からも不要な芽が出てきてモジャモジャになりますよ〜。秋までにはスッキリさせておきましょう。

杜松は、夏は半日陰に置いてます。日差しが強いと焼けちゃいます。肥料好きなので、春に置いた肥料は置きっぱなしでも良いですが、新たにやらなくても良いかなという感じです。秋はたっぷり肥料をあげましょう。

では、今日はこの辺で。

7月半ば過ぎましたので、明日からはミニ黒松達の芽切りが始まります✂️