皆さんこんにちは。お盆はいかがお過ごしでしょうか?私は、台風対策をして、土をふるって、作業場の片付けを少ししてました👍
さて、8月の持ち物のお知らせ遅くなりました🙏💦8月は盆栽界的にもお休みモードなのでゆったりしてました。
8月半ばを過ぎれば気温は落ち着いてくる…はずです、きっと😅。なんだかんだで立秋を過ぎれば秋モードに入ってきてるかな?と感じます。暑さのピークは過ぎたと思いますが、今年はダラダラと暑さが長引くようですから、引き続き水やり頑張りましょう💪
では、8月の持ち物ですが、もちろん、やりたい事を優先でかまいません。そして、盆栽は2〜3個を目安にお持ちください。
8月後半は秋の植え替えスタート※急がなくてもよし
秋モードに入り、雑木類の新芽が伸び出してきてますか?我が家は紫式部やケヤキ、コトネアスター系など伸びてきてるのを切りました。
新芽が伸び出していれば、根も動いてきているという事で、根を切っても大丈夫と判断します。ただし、暑さ残る時期ですから、日陰管理が前提です。
基本は「秋の植え替えはお彼岸の頃」が安心です。地域により気温差がありますよね。上記のように、樹々の芽の伸び方を見て作業の判断をしてください。
秋に植え替える樹種は、バラ科樹種を筆頭に、ほとんどの樹種を植え替えられます。
逆に、まだ8月だと植え替えしない方が良いのは、皐月やツツジなど暑さが苦手な樹種は9〜10月頃に植え替えた方がいいかと。
桧、真柏、五葉松もそろそろ植え替えても良い時期ですが、植え替え後はしばらく日陰管理が安心です。急がず9〜10月の植え替えをおすすめします。
芽切りした松の二番芽の芽かき
黒松、赤松の芽切りを行ってから、二番芽伸びてきてますか?
不要な芽をかき取る作業を「芽かき」をやります。これも急がなくても良いですが、8〜9月にやっておくと、11月の古葉取りの時にラクです。ピンセットでちょこちょこ作業するので、ご自分でできる方はご自宅でやれるのが良いかなと思います。
まだ不要な芽が分からず迷う場合は、教室にお持ちください👍
暖地性樹種の針金かけや植え替え
7月に引き続き、キンズ、クチナシ、スイレンボク、姫桜桃、椿などの暖地性樹種の作業ができます。暖地性樹種は、文字通り暖かいのが好きなので、暑いうちに作業しましょう。
9月半ばまでには作業したいかなと。9月半ば以降は、前述した通り秋のお彼岸ですから、他の雑木類の植え替えをしたいですし。
ベニシタン、シロシタンなどコトネアスター系の針金かけ
コトネアスター系は、8〜9月に幹を曲げるのがおすすめです。挿し木苗など真っ直ぐなものは、太めの針金でグニグニ曲げましょう。春より秋の方がよく曲がりますよ👌
秋の芽つみ
春に引き続き、新芽が伸び出してきたら、芽つみします。芽の伸びは、秋は9月に伸びて最後くらいだと思うので、それを念頭に摘むか剪定しましょう。
ケヤキやカエデ、モミジなど葉もの系は、飛び出したところを随時摘みます。
杜松、真柏、桧も伸び出してきた芽を摘みます。
花もの、実もの系は、徒長枝には花芽がつかないものがほとんどなので、伸び出している所は切っても大丈夫ですが、今あまり枝を切ると9月にまた芽が動くので、9〜10月に切るくらいで良いかと。花芽のつきが心配なものは、犠牲枝にして落葉後に切る事もあります。
夏の間に心配な状態になったもの
夏の暑さや水切れで、弱々しい状態になったものは、まずは日陰に置いて、リキダスやメネデール、HB101など活力剤を与えて、復活を祈りましょう。
復活してきて、芽が新たに吹いてきたら、植え替えてあげるのが良いかと思います。
水の通りが悪そうな場合は、根をなるべく残して一回り大きな鉢に植えます。
枯れた枝は切ります。
その他
私は真柏の針金かけをスタートしています。枝をジンにするのも良いですね。針金かけておいて9月に植え替えるとスムーズです。
取り木かけていたものがあれば、8〜9月に外すのも良いですね。
秋は冬の前の最後の太る時期。雑木類も針金かけをして、姿を整えたいです。
新芽の伸びに合わせて肥料も与え始めましょう。ハダニも増えてきてますので、葉水や消毒も忘れずに。
8月後半は秋のはじめですので、急がなくても良いですが、そろそろやる事増えてきます。ご準備お願いします。