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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

椿の古葉刈り

皆様こんにちは。新芽がたくさん芽吹いていて、作業が追いつきません😵。黒松を新しく仕入れできたので植え替えもしたい〜。

まずは、椿の古葉刈りです。新芽が伸びてる頃だと思います。3月半ばくらいから古葉刈りしてて良いので、ちょっと作業が遅くなってしまいました。まだの方は早めにやりましょう。

[古葉刈り] 新芽を残して、昨年からの葉を全て刈ります。

[効果] 枝の途中からも新芽が動き、枝数が増えます。

[注意] 伸びた新芽の先に花がつくので、花を見たければ新芽の先は切らないようにします。

作業日 4月19日 ヤブ椿(白花)

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作業前。新芽がぐんぐん伸びています。色が明るく柔らかいのが、今年伸びた新芽(新梢)です。

色の濃い、昨年から付いている葉を切ります。葉の軸が残って、葉元の芽が残るようにしてください(下写真)。

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f:id:bonsaichie:20220423214602j:image葉の元に小さな芽があります。ここから枝が出てきます。

f:id:bonsaichie:20220423214651j:image新芽の先に丸っこい花芽ができています。これが来年の花になります。なので、花を見たければ伸びた新芽は切らないようにします。

f:id:bonsaichie:20220423214837j:imageもし、伸び過ぎた枝で、新芽の長さが要らない場合は、新芽ごと切ってもかまいません。椿は、どこからでも芽が吹くので、どこで切っても大丈夫です。ただ、その枝には花はつきません。

全体に間伸びしてしまった場合など、大きく切り戻す場合は、その年は花が咲かない事を念頭に枝づくりの年にしてください。

f:id:bonsaichie:20220423215147j:image古葉刈りと剪定終わり(上写真)。
f:id:bonsaichie:20220423215142j:image針金をはずして、肥料を与えました。肥料好きですから、肥料はしっかり与えます。

春は日当たりの良い場所で、夏は半日蔭で管理します。梅雨前の葉焼けにご注意ください。

葉刈りして植え替えても良いですが、葉がしっかりしてから6〜7月に植え替えも良いです。椿は意外にも暑い時期によく活動します。針金かけも6月以降に行いましょう。

椿は、冬のイメージがあるかもしれませんが、花は3〜4月に咲くものが多く、まさに春の木です。暖かい気候が好きで、寒さ、寒風には弱いです。

これから生長に合わせて太りが早まります。針金の食い込みは傷が残りやすいですから、食い込んでないかこまめにチェックしてください。

では、椿についてはこの辺で😊