7月に芽切りした黒松と赤松の二番芽は、無事に伸びてきてるでしょうか?
芽切りした場所から、次の芽が3〜5個出てきた場所の不要な芽をかき取るのが「芽かき」です。
写真は赤松です。小さな緑色の芽のうち、不要な芽をピンセットでつまみ取ります。
今出ている二番芽が枝になりますので、二又分かれの枝になるように、同じくらいの大きさの左右の二つの芽を残しましょう。
枝の向きを考えながら、上下に出てる芽は取り除きます。
小さすぎる芽、強すぎる芽は、その枝の勢いをどうしたいかによって選びます。上の方で勢いが強い枝なら、小さい芽を残します。下枝など勢いが弱い枝なら、強い芽を残します。
この芽かきの作業をしっかりやらないと、団子状に枝が混み合い、カッコ悪い樹になります。
芽のうちにかき取ることで、傷あとの小さな、きれいな枝分かれにできます。
芽かきをしてから肥料やり
芽かきは、ピンセットで取れるくらい小さなうちがやりやすいです。芽かきして、育って欲しい枝を選んでから肥料を置き始めましょう。
9月は気温が落ち着くので、芽の伸びはここからぐんぐん伸びます。ゆっくり効いて欲しいものには油かす、すぐに効いて欲しいものにはバイオゴールドをあげてます。
秋のお彼岸頃には、気温が落ち着いて植物の動きも良くなります。それまでには、芽かきを行い、肥料も置いておきましょう。