石化ヒノキや津山ヒノキは、枝を伏せる針金をかけて、枝棚の内側に光を当て、枝葉を増やしていくことが大切です
ヒノキ類の針金かけは、枝を伏せる程度でしたら、真夏を除き、いつでも行います。
不要な芽を取る「芽かき」は、春〜秋の間は随時行います。月に1回は枝元をよく見て、いらない芽をかき取ってください。
枝先の芽を摘む「芽つみ」は、夏と冬を除き、伸び次第随時行います。特に5.6.9月ですかね。夏は葉焼けしますし、冬に備えて9月の芽つみで終える感じです。
石化ヒノキ。剪定、針金かけ後。
作業前(写真撮り忘れました)は、モコモコしてるから一見良くなってると思ってたのですが、枝葉をかき分けて中まで見ると、枝の分かれ目から多くの枝が出ててました。芽かき不足です。
枝元の剪定した跡見えますか?枝の分かれ目って、芽が吹きやすいんです。枝が大きくなる前に、芽かきをしておけば、キズも小さくて済んだし、枝元が太らなかったのに…。もっと早めに見てあげてれば良かったなあ。
枝元の下から出た枝を切ってます。
剪定後。キズがたくさん。ごめんよぅ。
上を向いた枝に針金をかけて、枝を伏せるように下げます。自然の大木は、雪や枝葉の重みで、枝が下がってますよね。そういう姿をお手本にします🌲✨
輪郭に沿って枝先を指で摘み取ります。ピンセットやハサミでもOK。切り口が小さくなるよう、軸で切りましょう。
水はけ悪くなってゼニゴケ生えてたので、植え替えました。
今後は、秋まで半日陰で管理します。
梅雨明けしたら、石化ヒノキは半日陰管理です。特に、杉やヒノキで枝をすかしたもの、芽つみしたものは、焼けやすいので半日陰におきます。あんまり暑くなってからは、枝をすかすことは避けた方がいいです。
もちろん、津山ヒノキも枝を広げるように、針金をかけておきます。
津山ヒノキ(6/15作業)
今は長めに感じる葉でも、日に当たることで、だんだんと小さくしまってきます。
津山ヒノキも、丈夫で日陰がちでも育つので、おすすめです。ヒノキ系は、芽つみを繰り返せばできていくので、管理しやすいですよね。
あ、でも、芽つみだけだと、ブロッコリー🥦みたいになってるだけなので、時々は針金かけが必要です。
肥料好きですから、梅雨の間も肥料置きっぱなしで大丈夫です。
では、今日はこの辺で😊