皆様こんにちは。連休がついに終わってしまいますね。晴れ間が多く爽やかな気候…かと思いきや、突風が吹き荒れる日もありましたね。私はお気に入りの傘が壊れてしまった、そんなGWでした🥲。
さて、4月後半からの教室では、桜の花後のお手入れ相談が多くありました。
花後の花ガラ摘みや新しい枝の針金かけについては、昨年の記事をご覧ください。
桜の花後、ぐんぐん伸びてきた枝をどうすればいいか - BONSAIちえ
そして、今年の桜の針金かけです。
作業日 5月5日
上の写真は、花後に伸びた枝姿です。昨年の針金は、かけたままでした。
今年は、下枝に花が咲きました。写真を撮ったと思うのですが、探しきれず…。撮ってないのかなぁ🤔。
下は、葉を小さく切って、針金をかけて、肥料を4粒置きました。
頭の枝が長いなぁと思うのですが、枝元の芽が動かずに枯れてましたので、短く切るのはやめました。花後すぐにもっと短くしておけば良かったのが反省です。今後に期待。
↓樹冠部分の動かなかった枝元の芽
そして、昨年に間伸びした枝を大きく切り戻した旭山桜は、こうなりました。
↓昨年の記事の最後の方で登場した、びよーんと伸びた桜
桜の花後、ぐんぐん伸びてきた枝をどうすればいいか - BONSAIちえ
今度こそ!切り戻した旭山桜から新芽が吹いた! - BONSAIちえ
作業日 5月5日
今年はさすがに花は咲きませんでした。が、嬉しいことに、枝がしっかりしてきて、小枝の分岐も出てきました。
葉を小さく切って、針金かけ。肥料を2粒置きました。
横に真っ直ぐ伸びてた枝に、針金をかけて上に持ち上げました。これからは、この枝が幹になります。
針金をかけて枝を曲げることで、ストレスがかかったり、日当たりが変わって、今後枝になるための葉芽を作ってくれます。
桜は、花芽ばかりだと、その枝は枯れてしまうので、葉芽を作ることが大切です。
今後、枝作りのために、花芽をつけないように、葉の多いところは葉を減らそうかな(葉透かししようかな)と思います。
上に残ってた古い幹は、新しく枝の出た所で切りました。切り口には、しっかり癒合剤を塗りました。
真っ直ぐな枝を曲げると、それなりに形が良くなって、今後が楽しみになります😊
今年も力をつけて、枝を作り直す年にします。
桜の新しい枝が伸びてきたら、曲げておきましょう。そして肥料をあげます。
花芽は7月頃にできますので、剪定や針金かけなどは、6月中頃までにはやっておきましょう。
ではでは、今日はこの辺で。