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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

9/20UGC盆栽教室

皆様こんにちは。4連休いかがお過ごしでしょうか。寒さ暑さも彼岸まで。涼しくなって嬉しいですね😊

さて、お彼岸ということで、秋の盆栽作業の真っ最中でしょうか。暑さが落ち着いて、植物たちも根が動き始めてますので、秋の植え替え適期となります。

植え替え可能なのは、野バラや長寿梅、桜、梅などのバラ科樹種、真柏なども可能です。秋の植え替えでは、根を切り過ぎないようにします。根が少ないままで冬を迎えるのは過酷ですので、根を切るのは一回り小さくする程度にしておきましょう。

伸びてきた枝を剪定し、針金かけも行えます。花もの実もの樹種は、来年の花芽を切らないように注意してください。

 

では、今日の参加の皆さんの作業内容です。

午前の部

・真柏の針金かけと植え替え

・ローズマリーの剪定と植え替え

・姫リンゴの植え替え

・桜の植え替え

・ケヤキ、モミジの剪定

・真柏の針金かけ

・五葉松の古葉とり、針金かけ

 

午後の部

・黒松の二番芽の芽かき→施肥

・津山ヒノキの剪定と植え替え

・野バラの植え替え

・ニレケヤキの剪定と針金外し

・ケヤキの剪定

 

黒松の芽かき

芽切りした黒松の二番芽が出てきていると思います。芽の伸びが悪ければ、肥料をあげます。芽の勢いが良ければ、肥料は10月になってからあげましょう。

あと1ヶ月程で芽が枝になっていきます。二又分かれの枝になるように、要らない芽をかき取ります。

例えば、一箇所から3個以上の芽が出てきていたら、2個残してピンセットでかき取ります。なるべく左右に出た同じくらいの強さの芽を2つ残しましょう。

 

日除けは外す

曇りの日が多く、葉焼けするような日差しは、最近ではほとんどありません。

スダレや寒冷紗を張っている方は、外して良いです。日差しがキツい日があれば、再び張ります。

 

殺菌殺虫剤の散布

葉に白っぽい点々、かすれ模様があったら、葉を裏返して見てみましょう。小さな点々がハダニです。

うどんこ病も出てきてますので、葉の裏まで殺菌殺虫剤を全体的に散布してください。

 

秋の肥料をしっかりと

肥料を全ての樹種にあげます。芽切りした黒松は、芽の伸びに合わせて調整してください。

冬越し、春の芽出しの力を蓄えてもらいましょう。

紅葉を見たい樹は、1回肥料をあげてから、来月の肥料は控えます。既に色づいているものは肥料不足なので、肥料をあげます。

 

水やり回数は、曇りですし1日2回に減ってきました。でも、芽の動きに合わせて乾きが早いものもあるので、それぞれ個別に乾き具合を見てあげましょう。軒下の樹も意外と乾いていますよ。

では、今日はこの辺で。連休お楽しみください🌾