皆様こんにちは。4連休いかがお過ごしでしょうか。寒さ暑さも彼岸まで。涼しくなって嬉しいですね😊
さて、お彼岸ということで、秋の盆栽作業の真っ最中でしょうか。暑さが落ち着いて、植物たちも根が動き始めてますので、秋の植え替え適期となります。
植え替え可能なのは、野バラや長寿梅、桜、梅などのバラ科樹種、真柏なども可能です。秋の植え替えでは、根を切り過ぎないようにします。根が少ないままで冬を迎えるのは過酷ですので、根を切るのは一回り小さくする程度にしておきましょう。
伸びてきた枝を剪定し、針金かけも行えます。花もの実もの樹種は、来年の花芽を切らないように注意してください。
では、今日の参加の皆さんの作業内容です。
午前の部
・真柏の針金かけと植え替え
・ローズマリーの剪定と植え替え
・姫リンゴの植え替え
・桜の植え替え
・ケヤキ、モミジの剪定
・真柏の針金かけ
・五葉松の古葉とり、針金かけ
午後の部
・黒松の二番芽の芽かき→施肥
・津山ヒノキの剪定と植え替え
・野バラの植え替え
・ニレケヤキの剪定と針金外し
・ケヤキの剪定
黒松の芽かき
芽切りした黒松の二番芽が出てきていると思います。芽の伸びが悪ければ、肥料をあげます。芽の勢いが良ければ、肥料は10月になってからあげましょう。
あと1ヶ月程で芽が枝になっていきます。二又分かれの枝になるように、要らない芽をかき取ります。
例えば、一箇所から3個以上の芽が出てきていたら、2個残してピンセットでかき取ります。なるべく左右に出た同じくらいの強さの芽を2つ残しましょう。
日除けは外す
曇りの日が多く、葉焼けするような日差しは、最近ではほとんどありません。
スダレや寒冷紗を張っている方は、外して良いです。日差しがキツい日があれば、再び張ります。
殺菌殺虫剤の散布
葉に白っぽい点々、かすれ模様があったら、葉を裏返して見てみましょう。小さな点々がハダニです。
うどんこ病も出てきてますので、葉の裏まで殺菌殺虫剤を全体的に散布してください。
秋の肥料をしっかりと
肥料を全ての樹種にあげます。芽切りした黒松は、芽の伸びに合わせて調整してください。
冬越し、春の芽出しの力を蓄えてもらいましょう。
紅葉を見たい樹は、1回肥料をあげてから、来月の肥料は控えます。既に色づいているものは肥料不足なので、肥料をあげます。
水やり回数は、曇りですし1日2回に減ってきました。でも、芽の動きに合わせて乾きが早いものもあるので、それぞれ個別に乾き具合を見てあげましょう。軒下の樹も意外と乾いていますよ。
では、今日はこの辺で。連休お楽しみください🌾