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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

杜松の芽つみ

杜松は新芽が春から秋にかけて良く伸びるので、こまめに芽つみします。

5.6.7.9月は、月に一度は様子をみて、伸びている芽の柔らかいうちに、ピンセットや指で摘み取ります。

f:id:bonsaichie:20200706110618j:image左手で枝を押さえながら、ピンセットで新芽をつかみます。
f:id:bonsaichie:20200706110621j:imageピンセットを引っ張ると芽が抜けます。
芽の元の新しい葉は、残っても残らなくても良いです。葉が長く、見た目に悪ければ、取っています。

理想は、新芽の元の小さな葉が残って、輪郭がきれいに整うと良いです。


杜松の芽つみ

 

杜松は、枝の伸びも太りも早いので、枝作りのしやすい樹種です。
その反面、伸びを抑える「芽つみ」をこまめにやらないと、形が崩れるのも早いです。

基本的には、輪郭から飛び出した芽を摘み取り、一回り小さくしておきます。
枝が混みすぎたら、二又分かれを意識して、剪定して枝を整えます。

杜松は、肥料と水が好きなので、常に肥料を置き、水やりも回数多めにします。
日当たりの良い場所に置いて、新芽の芽吹きを促します。

杜松には、葉性が細かいもの、ツンツンと痛いもの、柔らかいものなど様々です。
葉の特性に合った姿を目指して、作ってみてください。

 

動画にも載せました、杜松の枝ができていく様子です。

2020.03.03 杜松の枝作りスタート

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2020.06.01 芽つみと針金かけ
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↓2020.07.01 杜松の今
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