皆様こんにちは。曇りがちの雨が降り、梅雨入り間近という感じですね。
雨が降ってるからと思い水やりは見送ってましたが、夕方に棚を見ると乾いてる鉢もあったので、乾いてるものだけ水やりしました。小雨だと鉢の中までしみてないですね。雨でも乾いてないか気をつけましょう🌧
さて、今日はヒノキの芽つみをやりました。4月から新芽が伸びて、ひと回り大きくなったヒノキたち。伸びた芽を摘みます。
作業前 津山桧ピンセットでつまんでる部分を摘み取った後が、下の写真の赤丸の部分。
摘んだ部分(切った部分)は茶色くなるので、その切り口が葉に隠れるようにするのがコツ。
輪郭からはみ出した枝の、軸を切り、葉の重なりでひと回り小さな輪郭に仕上げていきます。
まずは、伸びた所を短く切る作業です。作業には、枝葉が柔らかければ、指かピンセットで摘めます。固ければ、ハサミで軸を切ってください。
少し見やすくなったら、枝分かれの枝元にある細かい枝葉を減らして、二又分かれに整えます。
ヒノキは、扇状に葉が出てきて、枝の分岐が密集しやすくなります。
二又分かれに透かします。
枝の裏から見た方が、二又分かれにする枝を見つけやすいかも。
ビフォー
アフター
先の津山桧
ビフォー
アフター (植え替えもしました)
芽つみをして、枝を透かせば、針金かけもしやすくなります。枝を伏せて、枝元を下げてあげると、もっと重厚感が出てきます。
植え替えは、新芽が動く頃か、枝葉の伸びが止まってからがいいのではと思います。春、梅雨、秋、の植え替えが良いかなと思います。
ヒノキは、2〜3年に1回の植え替え頻度です。根が張りすぎて、鉢底の穴から出てきてたり、表面に根が出てたら植え替えてあげた方がいいですね。
ヒノキは、真柏と同じくらい丈夫な樹種です。しっかりお手入れすると、優しく重厚感のある、素敵な盆栽になります。でも、真柏よりお手頃価格なのです。なので、盆栽初めての方にもおすすめです。芽つみの香りや、植え替えの時に根の香りが良いですよ。私、ヒノキ好きです。
では、今日はこの辺で😊