こんにちは。今日からまた雨が続きますね☔️。風も強いようなので、盆栽が飛ばないようにお気をつけください。文人木や懸崖樹形は棚下に下ろした方がいいですね。
さて、そろそろ7月ということで、黒松や赤松の芽切りの時期になってきました。
大きいもの、古いもの、などの芽の伸びに時間がかかりそうなものからスタートし、ミニサイズは7月後半まで後回しにします。
さて、ほったらかしていたミニ黒松。元気モリモリに芽を伸ばしてますが、ふと、中側の必要な芽に日は届いているのか気になりました。20鉢くらいトレーに並んでるので、ミニ黒松たちがぎゅうぎゅうです。
一つずつよく見ると、太り過ぎで間伸びしてる枝や、伸びの弱い小枝がありました。
まだ芽切りには早いので、小枝の整理をして、必要な枝に日があたり、力が乗ることを目指します。
不要な枝を切ろうと思っても、結局どの枝が必要かは形がつかめないと分かりません。なので、針金をかけて、幹から下げました。
小枝も針金かけて、形を整えておきます。これで、どの枝が必要か見ながら剪定ができました。
ちなみに、伸びが強すぎる枝に針金かけておけば、芽の勢いは抑えられます。逆に、細い枝には針金かけないか、もしくは枝先が上を向くようにしてやります。そうすると、芽が日差しに向かって伸びて、太りやすくなります。
芽切りの際に、枝の整理(剪定)をしても良いです。ただ、針金かけを芽切りと一緒にやると、二番芽の伸びは少し鈍る感じがします。
なので、今年は時間もあったし、芽切り前に針金かけや枝の整理を行いました。
いやいや、本当は、冬のうちに枝の整理と針金かけを行っておけばバッチリなんですけどね。
小枝が混み混みの黒松も、枝の整理しておきました。
作業前。
作業後。
スッキリ散髪して、枝が見えるようになりました。これで日が中まで入ります。芽切り前にあと少し、それぞれの枝が力をつけておいてくれたらと思います。
枝の整理は、基本的には二又分かれにします。
作業前。芽切りを繰り返しているだけだと、枝が増え過ぎます。定期的に不要な枝を剪定しましょう。
二又分かれになるよう減らしていきます。枝の出る位置はもちろん、芽の伸び方が揃うようにするときれいです。伸び過ぎてる枝や小さすぎる枝を切ります。
針金をかけながら、枝の向きを整えます。
作業後。今回はこれくらいにして、二番芽がそろったら、針金を再度かけ直します。
作業後は、日当たりに置きました。芽の伸びが弱いものには、肥料を足します。
雨が続くと、室内に入れて乾かしておかないと作業できないので、億劫です。洗濯物も生乾き臭がしますしね😐。あぁ、雨が強くなってきました。皆様、ご帰宅お気をつけください。