夏場の心配事は、なんといっても水やり。
今の時期、小さな盆栽なら水やり1日3〜4回やることも。
夏に水切れせずに乗り越えられるかは、管理環境を整えられるかによるでしょう。
水やりで一番いいのは、『人の手』。
ひと鉢ひと鉢確認しながらしっかり水をやるので、かけ漏れが少ないのです。
我が家もこれまで母の手に頼りながら、夏をしのいできました。
しかし、孫のお世話に母の手が必要となり、日中の水やりが心配な日が増えてきました。
そこで、検討し始めたのが、『自動潅水機』です。
考え始めるにあたり、参考になる方々の記事を見つけました。
同じく自動潅水機を考えてる方がいたら、一緒に参考にしましょう。
棚場は、家によって千差万別ですから、自分で考えるしかありません(╹◡╹)。
DIYが得意な方にとっては、ワクワクする作業。
私のように、設計図が描けない人にとっては、難しそうに思ってしまう作業です。
がんばりましょう。
まず、信頼の盆栽用自動散水機
『湘風園』(神奈川県)
『道具の兼進』(岐阜県)
どちらも、盆栽用に考えられた、自動散水システム『アクアガーデン』です。
小品〜大品盆栽の大きさの場合は、こちらの形状が使いやすいかと思います。
お近くの方をお選びいただくと良いのではと。
こういうものを基本に考えながら、自作できないか考えていきます。
サンホープスプリンクラー
丁寧に書いてくださっている、しずかさんのブログ。
豆盆栽を続けてらっしゃる方の棚場ですから、とても参考になります。
マンションのベランダでの自動潅水機。
マンション 盆栽棚場の自動潅水☆ その2(^^;; | ほのぼのと盆栽しましョ
マンション 盆栽棚場の自動潅水☆ その3(^^;; | ほのぼのと盆栽しましョ
しずかさんが紹介してくださっているのが、(株)サンホープさん。
スプリンクラーのカタログはこちらです↓
http://www.sunhope.com/wp/wp-content/uploads/2017/02/micro-sprinklre-20170209.pdf
直接サンホープさんに問い合わせても良さそうですが、値段など確認したい場合はモノタロウでも見れます。
こんなのもありました
チューブ式
配管が苦手な私は、こちらを試してみようかと考え中。
ただし、風が強い場所においては、チューブ式より塩ビ管の方が良いようですよ。
そして、カスタマレビューを見ていると中国製のようで、品質にブレがあるようです。
Kalolary 噴霧ノズル10mドリップ散水ノズル 霧吹きノズル自動 水やり 水量調整可能 家庭園芸 屋根冷却 ガーデン
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- メディア: その他
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ポンプから散水
ベランダに水道がない人への最近出始めのアイテム。こちらも中国製のようです。
が散水スプリンクラーの種類などを考えると、手直しする必要はありそうです。
タイマーとポンプと散水システムをそれぞれ買ってつなぎ合わせるのもいいかも。
一つのご参考に。
底面給水という方法
スプリンクラーの弱点は、風が強い時に、しっかり水がかかっていないことがあること。また、ご近所さんへの配慮などもあります。
そこでもう一つ検討するのは、底面給水。
鉢底から水を吸わせて、一定時間たったら水が自動で抜けていきます。
底面給水のは、鉢の大きさがバラバラだと水が浸透しきらなかったり、これはスプリンクラーも同じですが、根が詰まっていれば浸透しずらくなります。
下の写真は、愛好家のお棚で撮らせていただいたもの。
落ち葉などゴミが詰まると、水がうまく抜けなくなるので、ネットを多用していました。
二段になっており、上の段の水は下へ流れ、下でも底面給水が行われます。
さあ、こんなワクワク基地を作れたら良いのですが、なかなか難しそう。
という方には、こんなものもあります。
http://www.sunpoly.jp/wp/wp-content/uploads/2013/06/catalog-oasistray.pdf
オアシストレーは、小品盆栽の『御成園』さんでも購入可能ですし、実際に使ってるところを見せてくれます。
私もトレーを買うところまではしたのですが、水の配管がうまくいかずに断念してます。専用のチューブ買おうかな。。。
ちなみに、自動潅水機を使ってる方々は、ご自分の手でも毎日水やりを欠かしません。
機械をうまく使いながら、でも自分でも目をかけながら、ラクして大事に盆栽を楽しみましょう。
自動潅水について悩みが尽きないのは、自分の棚場でどうしたらいいか悩むからですよね。盆栽と同じで、やってみて修正を重ねていくしかないですよね。
色々考えて、やってみましょう٩( 'ω' )و
他にも良い方法ご存知の方、教えていただけたら幸いです。