上野グリーンクラブから程近くの忍岡小学校にて、盆栽の体験授業をさせていただく機会がありました。
小学3年生の社会科の授業で、上野の地域について学ぶ授業の一環です。
近くにはこんな建物や場所があるんだよという事を知っていただく授業で、上野グリーンクラブや日本盆栽協会、日本皐月協会などの紹介と展示会の紹介。
そして、「盆栽って何?」ということで実際に盆栽をさわってみようという体験です。
教材は、挿し木から4年ほどの真柏のミニ盆栽。手のひらサイズの真柏の枝を剪定し、かわいく仕上げていただきました。
どこで切ったら良いかを伝えると、しっかりとハサミを使い、輪郭を整えてくれました。
剪定した真柏の枝の香りも体験してもらい、「良い匂い〜」と一緒に嗅ぐことも。ヒノキの様な良い香りなのです。
「お水は1日にどれくらいあげたらいいと思いますか〜?」と聞いてみると一斉に手があがり、「1日3回!」といきなり大正解が出たり、
「盆栽はどこで育てたら良いと思いますか〜?」と聞くと、「ベランダ」とか「窓の近く」とか色々に答えてくれました。
持って帰ってお世話してねと伝えると「持って帰っていいの!?✨」と嬉しそうに答えてくれて、もう、こちらが嬉しくて感激しました。真柏たちを可愛がってくれるだろうなと、今後が楽しみです。
子供達には、1ヶ月後に真柏を飾った写真の提出の宿題が出ました。
その後、お水を毎日あげられてるかな?
学校に行く前と帰宅後の1日2回の水やり、楽しんでもらえたらと思います。
樹が生きていることや愛着を感じてもらえたら嬉しいです。
子供達への盆栽教室は初めてのことでしたが、こんなにも純粋な反応をしてくれるのかと感激しながらの1時間でした。
素敵な機会をいただけて、日本皐月協会・日本盆栽協同組合・小品盆栽協同組合、そして忍岡小学校の先生方や生徒の皆さんに感謝です。
盆栽に興味を持ってくれた生徒さん、グリーンクラブでお待ちしてます(^^)
どうもありがとうございました。