皆様こんにちは。お元気ですか?こちら、元気です。
「美の壺」の再放送のご案内です。
●5月23日(日)& 5月27日(木)
「小さな幸福 ミニチア」File:504
【Eテレセレクション2回放送】
5/23(日)後11:00~11:29 <Eテレ>
5/27(木)前11:00~11:29<Eテレ>
昨年放送された回の再放送です。自然のミニチュアということで、ミニ盆栽を取り上げていただきました。Eテレなので、BS入ってなくて見れなかった方もぜひ。
さて、枝が茂ったカエデの剪定と、葉刈りというか葉透かしというか、葉を減らしました。
今年は芽の伸びも早いし、もう皆さんやってるかな?
作業前:カエデ
伸びた枝を、葉がある所(節)で切ります。
切ったあと。ほとんどの樹種は、葉がある所に次の芽を持ちます。
ここで切っても、また枝が出てきます。輪郭から飛び出してる部分を、節まで戻って切りましょう。
上部の葉が重なるように茂ってる所は、葉を減らしました。最初は、2枚を1枚に減らしていたのですが、面倒くさくなって、ほとんど葉を刈ってしまいました。下枝は、太って欲しいので、葉を残しました。
葉を減らせば針金をかけやすくなります。上向きだった枝には針金をかけて伏せたり、枝の向きを修正しました。
この時期は太りが早いので、1ヶ月程で食い込みます。再び葉が茂って、再度葉を透かす時に、針金が食い込んでないかチェックしましょう。
葉刈りは、葉をもう一度出し直す作業です。要らない所からも芽が吹くので、今後の芽かきも重要です。
また、二番芽の葉は、うどんこ病にかかりやすいです。我が家はうどんこ病が多いので、なるべく葉刈りをせずに、葉透かしか葉切りで対応します。
カエデは、部分葉刈りでも新しい枝葉が出ますので、あまり気にせず刈って大丈夫です。モミジは、部分葉刈りだと出づらいと言われてます。
さて、今回作業したカエデは、2017年にサンケイリビングカルチャー(現横浜教室の前身)にて教材にしたものです。
2017年6月
2021年5月
少しずつ形ができてきました。どんな樹でも、3年持つと形ができてきますね。もちろん、もっと手をかけてれば、もっと枝数増えてたと思います。
1歩進んで2歩下がるくらいで、ゆっくりと形を作って行けたらいいかなと思います。
ではでは、今日はこの辺で🙂