今日は上野グリーンクラブにて、久しぶりに作風展を観ることができました。
面白い樹をみんな出してるな〜!と楽しかったので、ご紹介します!
日曜日までですので、お時間ある方はぜひ!
第43回「日本盆栽作風展」
12月14日(木)~17日(日)
主催:日本盆栽作風展組織委員会
盆栽作家が熟練の技を競う「日本盆栽作風展」です。
展示会場:上野グリーンクラブ1.2階
即売会場:館外に全国より多数出店
入場料:大人700円
開催時間:9:00~17:00(最終日は16:00まで)
上野グリーンクラブ
〒110-0007 東京都台東区上野公園3-42
tel 03-3821-5193 fax03-5685-6333
作風展とは
作風展は、盆栽作家(日本盆栽協同組合に所属する盆栽業者)が出展し、その技術を競う展示会です。
一般的な展示会は、愛好家が盆栽を展示する場であり、業者が出展することはほとんどありません。数合わせに業者が出すことはあっても、あくまでも主役は愛好家です。
作風展では、長年の愛培の成果を披露する場であったり、いつもとは違う趣向で展示を楽しめる場でもあります。
面白い樹や飾りが多く、全体に石付きや文人木が多いです。
普段、模様木ばかりの展示会に飽きてしまった方には、面白いかもしれませんよ🎶
盆栽ブームの頃は大丸で展示会をやるほどの盛況ぶりだったそうですよ。
展示会場は、クラブ内の1〜2階。3階は品評会会場で値札のついた盆栽を買うことができます。
屋外には売店も集い、大品〜小品の盆栽を買うことができます。
盆栽道具の喜久和さんも来ているので、道具を手にとって買えるチャンスです!
入り口最初は内閣総理大臣賞を受賞した、藤川さんの蝦夷松。
レジェンド木村正彦さんの石付き
金属の台に盆栽を飾った漆畑さん。
この、「金属と樹」という無機物と有機物の組み合わせは、私もやってみたいと思っていたので、これみて「おおっ!」と興奮しました。
しかも、それを「硬派な大雅さん」がやったというところが嬉しく、テンション上がってしまいました。
このセットをおしゃれな未来的空間に飾ったら、もっと見え方が違っておもしろいな〜とか、ワクワクする飾りです。
一番好きだった樹は、この赤松です。
蛇の目のように斑入りの松で、こんなにきれいに作っている樹を始めてみました。
実物はもっときれいでしたよ✨
「斑入りってきれいだな〜!」と改めて思って感激しました(^^)
あと、私、ヒノキが好きなので、やっぱり目がいってしまいます。
好きです✨ヒノキ🌲。
幹肌の樹皮が剥がれそうな古色感や、枝先が上がっている古びた枝棚の様子とか、たまらないです。
「ヤマコウバシといえば勝亦さん」といった、代名詞となる樹があるのも素晴らしく、すごいことですよね。そういったお披露目もできるのが作風展です。
こんなに枝がほぐれたヤマコウバシ、どうやって管理しているんだろうって思います。
水管理や湿度、日照など、気をつかうんだろうなって思うのですが、気候がバッチリなのかなとか、想像しながら拝見しております。
盆栽としてあまりみたことない形だな〜と思った樹。
でも丘とか広い公園とか、のんびり生えてそうな優しい雰囲気の樹ですよね。
石付きのお手本に。
中品サイズの黒松。
すごい枝数多くて、枝先揃ってて、仕上げるの大変そうですが、きれいでした✨
こういう文人木も姿を整えていくのは、とても悩むと思います。
私だったら、ただ枝棚を揃えちゃいそう。
卓も、鉢と樹とあってますよね。モダンな雰囲気といいますか。シャレてるな〜!
常設売店、臨時即売店もありますよ〜。
第43回日本盆栽作風展は、2017年12月17日(日)までです。
パンダのシャンシャンを見に行ったり、上野アメ横でお買い物する方、グリーンクラブも良いですよ〜(^^)