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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

東京都美術館で毎年2月開催の『国風盆栽展』

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2018年 第92回国風盆栽展開催されます!

国風盆栽展とは

日本で最も歴史の長い盆栽展で、皇居の盆栽も出品されるなど、由緒ある盆栽展です。

美術館に飾られる盆栽は、一段増して美しく感じます。
ライトに照らされた細やかな枝先、緑の美しい常緑葉にうっとりしてしまうほど。
会場内は、ちょうど花開いた馥郁たる梅の香りが漂っています。

盆栽展としては、実は唯一の美術館開催。湿度管理の厳しい美術館に土ものを入れるということは大変なことであります。

国内外からの盆栽ファンが、国風展を観に集まります。
日本人として、一度は観て欲しい盆栽展です。

国風盆栽展とは 

東京府美術館(現在の東京都美術館)で、第1回国風盆栽展が開かれたのは、昭和9年(1934)3月でした。主催したのは、のちに貴族院議長となる松平頼寿伯爵を初代会長に迎えて設立された国風盆栽会です。「盆栽は季節を楽しむもの、春秋の開催が好ましい」との彫刻家・朝倉文夫先生の助言により、戦前は春秋2回の開催でした。

 国風(こくふう)とは、その国特有の風習、文化(広辞宛)という意で、盆栽を我が国固有の文化、芸術としてとらえ、第1回展以来盆栽展名に用いているのです。
 第二次大戦をはさんで3年間、中断を余儀なくされましたが、昭和22年にこの美術館で再開、長きにわたった戦争で打ちひしがれた人々の心を癒し、ようやく平和の戻った安堵感と喜びを伝えたのでした。
 昭和40年(1965)、盆栽芸術の向上と普及発展をはかり、日本文化の進展に寄与しようと国風盆栽会を母体とした社団法人日本盆栽協会が、初代会長に吉田茂・元首相を迎えて設立されました。協会の設立に伴い国風盆栽会は解散し以後、日本盆栽協会が縦承し、日本最古の歴史を有する国風盆栽展の伝統を守っております。本展は、日本で最もレベルと格調の高い盆栽展として、海外でも広く知られております。

日本盆栽協会HPより 

http://www.bonsai-kyokai.or.jp/kokuhuten.htm

 

 会場の様子 

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国風展会場の様子

昨年の様子


第91回国風盆栽展(東京都美術館)

前半は国風賞の紹介、後半はグリーンクラブの立春大市を紹介しています。
途中で巡回バスが映りますが、そのバスに乗ると美術館とグリーンクラブとを無料で行き来できます。

 海外の方がアップしてくれてますよ!

同時開催「立春盆栽大市」  

山崎もグリーンクラブの3階で売店出します!
この時期は寒いけど、これを逃すと、関東では大きな盆栽売店は5月の盆栽まつりになってしまいます。
植え替え作業前、枝姿が見やすいこの時期は良いもの探せるチャンスです。
道具や小鉢なども売ってますよ♪

『立春盆栽大市』

会場:上野グリーンクラブ(東京都台東区上野公園3-42)

平成3028日(木曜日)から16日(金曜日)

9:00〜17:00

北は青森より南は鹿児島まで、全国の盆栽業者300社余り出店。
小品盆栽から松柏、雑木盆栽まで、館内はもとより館外も盆栽屋でいっぱい、
*国風展会場と結ぶ無料連絡バスを運行いたします。
*期間中、駐車場はありませんのでお車の方は上野公園の有料駐車場をご利用ください。

交通の御案内
地下鉄千代田線「根津駅」2番出口より徒歩3分
地下鉄銀座線・日比谷線「上野駅」・JR線「上野駅」より徒歩15分

 

 

活用して欲しい!無料シャトルバス

東京都美術館から上野グリーンクラブまで、歩くと30分くらいかかります。
そんな時は、シャトルバスをご利用ください。無料で、誰でも乗れます(^^)

出発間隔は30分おきくらいのアバウトなので、バスがいない時間帯もありますが、待ってれば来ます。

ちなみに、上野グリーンクラブ出発の美術館行きもあります。
グリーンクラブ出発は時間が決まってますので、ご利用の際は、事務所にて聞いてみてください。

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上野グリーンクラブへ向かうシャトルバスの停車位置


東京都美術館を出て、東京都国立博物館方面へ。
「旧因州池田屋敷表門黒門」が見える、道路にとまってます。
バスに「国風盆栽展」とか、「上野グリーンクラブ行き」とか書いてますので、運転手さんに聞いてみてください。
あ、バスって言っても、マイクロバスですので。

ではでは、皆様のお越しをお待ちしております(^^)!