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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

桜の新芽を針金かけ

更新がおろそかになっておりまして、すみませんです。
。見ていてくださる皆様、ありがとうございました!
4月も後半になり、新芽の伸びが気持ちいいですね♪色々やりたくなる季節ですが、今日は盆栽教室でも教材にした桜の新芽のその後の作業をご紹介です。
 
花のあと花柄を取らないと実にがつきますが、桜の実はあまり面白くない色なので(笑)取り除きましょう。
花のあとは新芽が伸びてきます。2~3節残して芽の先を摘み取ります。もしくは柔らかいうちに針金をかけて勢いを抑えながら形をつくると、きれいな枝振りを作れます。
 
新しく伸びた芽は上に伸びるので、そのままに放っておくと形が崩れていきます。(教室の教材、雲竜桜の『湖上の舞』です)

芽の柔らかいうちに針金かけができると、枝への負担も少ないですし、すぐ曲もつくしできれいな枝振りが作れます。桜に限らず、雑木の新芽はこまめに針金をかけていけると枝もどんどん良くなります。
 
上部の新芽は2~3節で摘んで、針金をかけました。下枝の新芽は太らせるために摘まずにおきました。どうしても上の方が枝が元気に伸びるので、「上は抑えて、下は伸ばす」という気持ちで枝の調整をしていくと良いと思います。
 
ちなみに、新芽への針金かけはピンセットを使いながら慎重にかけてくださいね。慣れるまでは肩が凝ります
。ファイト!