「もうすぐ展示会シーズンです!」とかたくさん言っておいて、展示会とはなんぞやということを書くのを忘れてました。今までは“育てること”を中心に書いてきましたが、これからは“飾る楽しさ”を中心にご紹介します。
まず、展示会は全国規模の協会が主立ってやるものと、各地域の盆栽屋や愛好家が主立ってやっているものとあります。各地域の展示会は、各地域での情報をとっていただくことにして、ここでは全国規模の協会の紹介をします。
規模の大きい展示会には、全国各地から盆栽屋が集まり売店を併設します。展示を楽しむのと同時に、何軒もの売店を見ながらお好きな盆栽をお探しください。
では、敬意を込めて歴史の古い順に。
(社)日本盆栽協会→http://www.bonsai-kyokai.or.jp/
《昭和40年発足。国風盆栽展は昭和9年より始まり、今年の2月で84回を数えました。日本最古の伝統を誇る展示会は、国内外より多くのお客様にお越しいただいており、小品・中品の部もありますが、いわゆる大物の迫力ある盆栽が多く展示されてます。出品するには審査があり、国風盆栽展に出品できることが名誉といわれている展示会です。》
日本小品盆栽協会→http://minibonsai.hp.infoseek.co.jp/
《昭和38年発足。杉本佐七氏や中村是好氏が会長・副会長として発足。全国小品盆栽銘品展は、今年の1月で39回を数えました。》
(社)全日本小品盆栽協会→http://shohin-bonsai.or.jp/
小品盆栽フェアーとして、年間5回の“雅展”を北陸(北陸雅展)・関東(秋雅展)・京都(雅風展)・関西(春雅展)・九州(九州雅展)の各地で開催しています。出品のための審査はありません。
一番出点数の多い雅風展は、前身の組合が主催していた時から数えて、今年の1月で35回を迎えました。》