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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

旅行中の盆栽

今回、1泊2日の旅行中の自宅の盆栽たちの水やりどうしようか悩みました。
残念ながら天気は猛暑。家族旅行なので誰にも頼めない。
よくお客さんに、「樹の水やりが心配で旅行に長いこと行けないんだ~」とお話をうかがいます。
 
何日も家を空ける際にできる水やりの方法は、
①盆栽屋にあずける②誰かに家まで来てもらう③適量の水につけておく
のどれかになるはず。そしてきっとトラブルが一番少ないのは、お金はかかるかもしれませんが、①番。
あとは、自動灌水機などを使う方もいらっしゃるのかな?
 
うちでは③を選択し、なんとか自力で乗り切ろうとしてみました。
まず、ビニールシートを用意。4角を洗濯ばさみでつまむと巨大な水受けの皿状になります。
そこへ、鉢をぎっしり置いてから水をやる。
盆栽の数によっては、衣装ケースの中等や風呂釜に入れたり。要は水をためられれば良し。
 
ポイントは、水の量と、置き場所。細かく言えば、樹種によって水の量に気をつけたいです。
水の量は多すぎず少なすぎず。土が乾燥しないように、かといって鉢がすっぽり水に浸かってれば鉢の中の酸素がなくなる・・。ざっくり言えば鉢の腰の位置(1/3の高さ位かな?)あたり。
盆栽の大きさと、季節と、旅行の日程によって調整。
私は1泊2日でもヒヤヒヤしたので、2日空けるには勇気と覚悟が必要だと思いました。夏だったし。
置き場所は、、受け皿の中の水が茹だってしまうと根っこがやられるので、半日陰か室内か・・・。
私は木陰に置きました。いつも置いてる金魚鉢の水が茹だってないので大丈夫かなと。
室内だと空気が流れないから、カビが生えることに注意したほうが良いと思います。
 
結果は、帰ってきた時に枯れた樹はなかったです。ただ、根っこが弱ったかどうかはこれから分かってくるので気が抜けません。
長くなりましたが、これは私のやり方です。親方に否定されたらこの記事は削除いたします
 
⇒親方に聞きました。
鉢を入れとく受け皿は大きいほど、水がなくなる量が少ないので、できるだけ大きいものに鉢を入れてく方が良い。水の量は、2~3日だったら、水がなくならない量に気をつければ良い。ただし、それをずっと続けて、根っこが水に浸りっぱなしになると根が弱る。
置く場所に気をつけるのが大事で、水がお湯にならないように日陰などに置くべし!
旅行の日程が分かってるんだったら、先に実験的にやってみると良いよ。
 
とのことでした!
皆様、一発勝負ではなく、事前にやってみて水の量や日当たりなどをチェックしときましょう!