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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

<span itemprop="headline">無事に帰ってきました</span>



皆さまお疲れ様でした

やっと、やまと園に帰ってきましたよ~


ホースで水やりした時に「帰ってきたな~」とじんわり。
まだ新年会から10日しか経ってないなんて…。1ヵ月位過ぎたようだなと、兄さんとしみじみ話しました(笑)。

そろそろ自宅に着きます。旅行鞄が重くて、はち切れそうです。
親方は明日の朝は上野に競りに行くそうです。午前中だけだとは思いますが…凄い…。
 
写真は売店スペースの風景です。悲しいことに1枚しか撮っていませんでした
。ちなみにやまと園の売店ではありません。
もっとお伝えしたかったものがあります。
例えば、会場内でたべられる仕出しのうどん。関西の薄味なおつゆに、やわらかいおうどん。雅風展名物です。
それから、舞妓さん。賞の授賞式の時に来てくれます。観光客の“体験舞妓さん”ではないですよ。本物です。
あとは、会場内で売ってるコーヒーにこぶ茶。業者さんたちの朝の一杯です。胃が疲れてる人はこぶ茶(笑)。
 
それから、毎日様々な講習会が行われていました。
杜松の苗木を使った実践講習や、ご家族向けのファミリー講習会。草ものや鉢の作り方の講習会。プロの改作過程を生でみれるトークショー。これらは全て、(社)全日本小品盆栽協会の認定講師が教えてくれます。
 
飾り方の講習会は毎日行われ、親方が講師だったので、私もお手伝いさせていただきました(資料配りでした)。
樹を飾るときにどんな飾を使ったらバランスが良いかを、実際に飾りを考えていく工程を追いながら紹介していきます。樹の流れや配置のバランス、使う飾のちょうどよい大きさなどにも触れていました。
 
最後に、親方が講習会でいつも言っていた言葉をお伝えします。
「盆栽をうまく作るコツは?とよく聞かれますが、それは1週間に1回でもいいから盆栽を手にとって観察することです。手にとってみれば樹に虫がついてたり、芽が伸びているのを発見できる。
伸びているものは切ったり、足元に草が出てればそれを取るなど、必ず手が入るようになる。そうすれば自然に盆栽は良くなっていきますよ。
それが、1000鉢以上も持つようになると、全ては見きれなくなる。盆栽の手入れが苦痛になっちゃう。
だいたい、50~100位の数ならそれができる丁度良い数です。
数を多く作ることではなく、手入れの行き届いた、きれいな盆栽を作ってください。
そして、外で元気に育てたものを、部屋に(床の間でなくともどこでも良いので)飾って楽しんでください。それが盆栽の本道です。」
 
何回聞いても、ぐさっとくる言葉です。努力・日々の手入れあるのみ。です。
さて、明日からもがんばりましょう~