相模の会で勉強会を行いました。『黒松の植え替えと雑木の芽摘み』です。会員さんの持ち寄った樹などを見ながら、手入れのコツを勉強します。
黒松は古葉を取り除くことや、植え替えについての話を。芽摘みは、もみじ・楓・寒グミ・かりん・バラなどの手入れを勉強しました。
若手からベテランまで、椅子を並べて樹について話します。基本は親方が作業しながら話しますが、質問と応えが飛び交いながらワイワイやってます。作業のコツを話すうちに、「古くなると・・・」とか、「これは根ぶせしたけど、どうやっても出ないんだよ~」など体験談も飛び交って頭に入りきらないほどの情報量です。そんな話ができるのも仲間がいてこそですよね。
「この雑草早くとらないと強いんだよね~」といった話も、楽しい体験談です。樹のことはなんでも、お互いに情報を交換して、笑いあいながら良い樹を作れるように切磋琢磨してる。それが会員50名・36年の歴史の相模小品盆栽会なんですね。
相模の会でつくった創立記念の鉢。月香と沌洋による合作(親方が27歳のとき)。