5月はたくさんの花が咲いてますが、実もの盆栽たちも地味な花を咲かせています。
オス木とメス木に分かれているものもありますので、よ〜く見てみてください。
イボタは、枝の伸びた先に花が付くので、花を見ずに伸びた枝を切ってしまうことが多いです。花は少しきれいで、実は少し面白い感じです。
ロウヤ柿もオス木との交配が必要です。
オスの花粉はサラサラとして風に運ばれる感じなので、花粉をスプーンなどに落としてから、筆でメス木の花につけてあげると交配しやすいです。
最後に、松柏類にも花は付きます。真柏や杜松などにも花がつきます。
松柏類の場合は、松ぼっくりをつけたい場合を除き、ピンセットなどで取ります。花粉が出たあとに、カラカラになったものの方が取りやすいです。
けど、早めに取った方が樹の負担は減らせます。新芽を折らないように気をつけてくださいね。
実ものは、実がなると可愛さ倍増ですので、交配にチャレンジしてみてください。
オス木が必要になると思いますが、花の時期に販売していことが多いです。
もしくは、種をまいて実生から育てると、大体がオスです。そして、桃栗三年柿八年。数年後にオスの花粉が手に入ります。
そうしているうちに、盆栽の数が増え・・・オス木を友人にをあげたり、競りに出したり。それもまた面白いものです。
広い家ではない方は、近所で同じ木が植わってないか探し、枝をいただいて交配します。
オス木・メス木に分かれているものは「雌雄異株」です。
もっと知りたい方は、こちらの芳香園さんのページをご覧ください。勉強になります。
芳香園(長野県下伊那郡)http://hokaen.co.jp/memo05.html
ではでは(^^)