郵便物の中に、『第四種郵便』ってあるのご存知でしたか?
第四種郵便物
次の郵便物で開封とするもの(蚕種を内容とするもので差出郵便局の承認のもとに密閉したものを含みます。)は、第四種郵便物とします。
・通信教育用郵便物
・点字郵便物、特定録音物等郵便物
・植物種子等郵便物
・学術刊行物郵便物
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『植物種子等郵便物』の料金表です。なんといっても安いのが魅力。そして、郵便物として書留や代引きなどオプションサービスもつけられます⇒http://www.post.japanpost.jp/fee/simulator/kokunai/option.html#02
植物種子等郵便物 50g以内 70円 75g以内 110円 100g以内 130円 150g以内 170円 200g以内 200円 300g以内 230円 400g以内 270円 さらに100gごとに
(上限1kg以内)+50円 1kg以内で最大90サイズまでOKです。
第三種郵便物 第四種郵便物重さ 1kgまで 1kgまで(注) サイズ 最大 http://www.post.japanpost.jp/img/service/standard/three_four/pic_size_01.gif 最小 http://www.post.japanpost.jp/img/service/standard/three_four/pic_size_02.gif この、『植物種子等郵便物』についてなのですが、『内国郵便約款(http://www.post.japanpost.jp/about/yakkan/1-1.pdf)』によると下記の通りとなっています。
第5節 第四種郵便物
(第四種郵便物)
第33条 次の郵便物で開封とするもの(蚕種を内容とするもので差出事業所の承認のもとに密閉したものを含
みます。)は、第四種郵便物とします。
(4) 植物種子、苗、苗木、茎若しくは根で栽植の用に供するもの又は蚕種で繁殖の用に供するものを内容とす
るもの(以下「植物種子等郵便物」といいます。)
第四種郵便物に記載等することができる事項)
第40条 第四種郵便物の外部には、差出人及び受取人の氏名及び住所若しくは居所以外の事項を記載し、又は
他の物を添付することができません。ただし、次に掲げる事項を記載し、又は別に記載して添付する場合は、この限りでありません。
(1) 第13条(郵便物のあて名記載部分に記載できる事項)(1)及び(2)に掲げる事項
(2) 郵便物の種類又は内容品の種類、名称、番号若しくは数量
(3) その内容品の送付目的を示す簡単な通信文(4) その内容品の代金に関する簡単な通信文(5) 開封上の注意を示す事項
(6) 送達上事業所に必要な注意を示す事項
(7) 印刷され、又は郵便料金計器によって表示された広告
(8) 封筒又は帯紙の印刷所、製造所若しくは売りさばき店の名称及び所在地又は装飾のための簡単な模様
2 第四種郵便物の内部には、前項(1)から(4)までに掲げる事項及び次に掲げる事項を記載し、又は別に記載して添付することができます。
(1) 差出人又は受取人の氏名及び住所又は居所
(2) 内容品の価格又は重量
(3) 正誤、注意又は批評の類(点又は線によるものを含みます。)
(4) 通信教育用郵便物で通信文を印刷したものにあっては、氏名、番号、金額、年月日その他通信文の一部をなす事項
(5) 植物種子等郵便物にあっては、内容品の栽植又は繁殖に関する説明(農作物の栽植の用に供せられる種苗にあっては、種苗の種類、品種、系統、生産地、種苗業者の氏名その他その種苗を保証するのに必要な事項を含みます。)
3 第四種郵便物には、その内容品に関する物で、その内容品の重量を超えないものをつづり込み、又ははり付けることができます。
4 第四種郵便物には、差出しの際、注文用又は返信用に充てるため、払込書用紙又はこれに類する物1枚及び- 13 - 【内国郵便約款】
あて名を記載した郵便葉書又は封筒1枚を添付することができます。
5 前項の私製葉書及び封筒には、料金相当の郵便切手をはり付けることができ、また、通常葉書には、返信に要する事項を記載することができます。
6 第2項から前項までの規定に反して差し出された郵便物は、これを種類の異なる郵便物をともに包装したものとみなします。
ということで、「植物種子、苗、苗木、茎若しくは根で栽植の用に供するもの又は蚕種で繁殖の用に供するもの」は特別価格で郵便屋さんがポストへ届けてくれるのです!ご存知でしたか?こちらのサイトも参考にさせてもらいました・中身が植物であると確認できるように、中が見える事(ただし、土等がこぼれないようにしておかなければいけません)
・重さが1kg以内であること
・上記の約款にて認められているものしか、入れたり記載してはいけません
・「ゆうパック」とは異なり、配達の時間指定ができません(ポストに入らない場合は直接居住者へ。または不在表が入っていて再配達となるそうです)
・「ゆうパック」とは異なり、損害補償はありません両方とも、不在の間にポストの中に横になって入っていましたが、目立った損傷もなく無事でした。郵便局に出しに行った時も「あまりない種類なので…」と局員さんも珍しがっていましたので、きっと配達してくださった方もビックリしたのではないかと思います。家族に話してみると、“こどもチャレンジ”なども郵便屋さんが配達などもしているようなので、同じ第四種の学術刊行物なんでしょうね。大きい付録なんかは、やはりチャイムを押して直接渡してくれたり、いない場合は不在表を入れてたり、午後の配達時間に再び来てくれるそうです。時間指定や損害保証はないけれど、夏場をのぞけば(チルド輸送はできません)、良い輸送手段ではないでしょうか?代引きや書留のサービスも別料金を払えばつけられます。豆松屋では、配達の方法を選んでいただけるようにできれば良いなと模索中です。。。