皆様こんにちは。雑木類もワサワサ茂っております。ワサワサのまま放置してると、中まで陽が入らず、中の枝が枯れたりします。
「フトコロ枝」と呼んだりしますが、幹に近い小枝が無いと、間伸びした姿になり格好が悪くなります。
多すぎる葉を減らして、中まで光や風が通るようにしましょう。うどんこ病やアブラムシ対策としても重要な作業です。
作業日 4月23日 山モミジの寄せ植え
ワサワサ茂ってしまいました。新芽の芽つみを怠り、伸び放題です。
まずは、伸び過ぎた新芽(新梢)を切りましょう。赤い枝は、今年伸びた新しい枝(新梢)です。葉までの間隔が長く、間延びしています。こういう時は、出た所まで切り戻します。
今年伸びた新芽の元には芽が用意されてる場合が多く、切ってもすぐに新しく枝が伸びてきてくれます(上写真)。
もっと短く枝を切り戻したい場合は、まずは葉を透かして、中まで光を通しておいて、中の新芽が動いてから切り戻しましょう。いきなり短く切り戻すと枝が弱る事があります。
伸び過ぎた枝を切ったところ(上写真)。
次は、2枚の葉を片方減らして、葉の量を半分にします。特に、上部や外側の大きめの葉を減らすようにします。中側の小さな葉は減らしません。
また、枝を太らせたい部分は剪定や葉透かしは控えます。
葉透かし後。上から見て下が見えたり、向こう側が見えるくらいに葉が減っていれば大丈夫です。
今回減らした葉の量。また2週間もすると新しく新芽が吹いてきますので、芽つみや芽かき、葉透かしを随時行ってください。
肥料を与えて、春は日当たり風通し伸び良い場所で、夏は半日蔭で管理します。梅雨前の葉焼けにご注意ください🌞。
では、今日はこの辺で。
第1回翠緑盆栽展は4/24の16:30までです。翠緑盆栽展 | 日本盆栽協同組合
24日教室ご参加の方、一緒に楽しみましょう😊どうぞよろしくお願いいたします。