皆様こんにちは。暑いですね。風は気持ち良くても太陽ギラギラです🌞。
雑木類など、暑さに弱く葉焼けするものたちは、寒冷紗(日除け)の下にいれました。
日除けはスダレでもokなので、日差しを和らげてあげられるようにしましょう。午後から日陰になる場所に移動させるのも良いですね。
日除けできてない方も、こまめに葉水をかけることで、温度上昇を防いであげるとだいぶ違います。来週からは梅雨らしくなるようなので、それまでの辛抱です。
梅雨明けからは受け皿や二重鉢にするなど、水切れしないように工夫が必要な時期です。
自動灌水機についても検討してみると良いですね。近々皆さんに教えていただいた作り方をまとめたいと思ってます。
針金外し
さて、6月は枝の伸びが一旦、止まる頃です。黄緑色だった新芽が、濃い緑色に変化して、葉が茂ってませんか?
そして、枝が伸びたということは、枝が太ったということです。
冬や春に針金をかけた樹々の、枝を見てみてください。針金が食い込んでいると思います。
針金が食い込んでいる様子は「ズボンにお腹のお肉が乗ってる感じ」と例えてますが、どうでしょうか?分かりますか?
ご参考に↓真柏の針金外し&枝を伏せる程度の針金かけ - BONSAIちえ
このまま放っておくと、さらに食い込んで枝を傷めますので、外してください。
針金切りで細切れにするか、針金を逆回転させて外します。
松柏類や、新芽が柔らかいうちに針金かけた雑木類も、食い込んでないかチェックしてくださいね。
特に雑木類は、食い込み跡が残りやすいです。
食い込んでると思った針金を外してみて、枝の形が元に戻ってしまったならば、かけ直せば良いのです。今の時期は1ヶ月で食い込むものもあるので、油断禁物です。
肥料のせ
黒松や赤松の芽切りに備えて、新芽の伸びがイマイチ悪いものは、早めに肥料を与え直してください。
春に植え替えて、芽の伸びが他より遅い感じの黒松。他の黒松は、もっと新芽が伸びだしてますよね。
小さめの油粕を4つ置きました。化成肥料でも大丈夫です。
今年は全体的に芽の伸びが早かったので、ぐんぐん伸びてるものがほとんどだと思いますが、芽の伸びが弱いものは、肥料を乗せ直して、日当たりの良い所に移動させて様子をみます。それでも調子が悪そうなものは、今年は芽切りは行わないようにします。
芽の伸びが悪いものは、根詰まりしていたり、根が傷んでることもあります。
そういうものは、日陰に置いて活力剤を与えた方が良いと思います。葉の色が黄色いもの、芽や葉に勢いがないものなどは要注意。それぞれの様子を見てください。
芽切りの時期は地域差があります。寒冷地の黒松の芽切りは、6月からスタートしてると思います。お近くの先輩に「芽切りの時期」を聞いてみましょう。
芽切りについてはこちら↓黒松・赤松の芽切り - BONSAIちえ
最近は、松柏類の針金外し、葉透かし、肥料のせなど、松柏類の手入れをしています。雑木類の葉透かしや針金かけもやりたいので、手が足りません。
あれもこれもやりたいのですが、一つ一つが楽しくなっちゃって、更に時間かかるんですよね…。針金かけや植え替え、取り木や挿木…。創作意欲はほどほどに、数をこなす"お手入れマシーン"に変身したいと思います🤖✨
では、また😊