皆様こんにちは。寒さが厳しくなってきましたね。クリスマスソングが流れてくると、年末の冬って感じですね🎅。
先週はポカポカ陽気で、春一番みたいな突風も吹きました。新芽が吹いたり、桜が咲いたり、強風で鉢が落ちて割れてしまった方もいました。皆様の盆栽はいかがでしょうか。
花が咲いたり新芽が動いても、そのまま外に置いて寒さにあててください。心配ですが、樹には再び冬モードになってもらいましょう⛄️。
ちなみに、キンズやスイレンボク、姫桜桃や台湾ツゲなど、寒さに弱いものは、寒さにあたる前に保護を始めましょう。寒風や霜を避けられるよう、軒下や発泡スチロールに入れます。
さて、今の時期は、黒松や真柏の針金かけを行います。黒松は古葉とりをしてから針金かけ。真柏は、樹皮をワイヤーブラシでこすり落としてから針金かけします。
真柏は、古い皮を落とすと、茶褐色の肌が出てきます。ジン、シャリの白と茶褐色の肌のコントラストがきれいなのです。
ワイヤーブラシで、幹の皮をゴシゴシこすります。
ワイヤーブラシはこちら→盆栽ブラシ - bonsai-tool
今回、この細いワイヤーブラシしかなくて、大きめの真柏のお掃除、大変でした。大きめのワイヤーブラシも買おうかなと思います。
作業後。茶褐色の肌が出てきて若々しくなりました。
皮を落としていると、ハダニのような小さな虫がいることが分かります。樹は、皮を落とす事で虫除けしてるのかなと思います。
殺菌殺虫剤である石灰硫黄合剤を水で2倍に薄めたものを、筆でジン、シャリに塗ります。
多少はみ出しても、大丈夫。水やりで流れたり、皮が剥がれれば取れます。
石灰硫黄合剤が無い方は、お酢の原液を筆で塗ると良いそうです。上品な白っぽい色になるそうです。
石灰硫黄合剤は硫黄臭が漂いますので、あらかじめご家族に「石灰硫黄合剤塗るよ」と宣言しておかないと、クサいとあやしまれます。換気を良くして作業してください。塗り終わったら、外に出しましょう。
もうすぐ年末ですね。街中のサザンカも咲き始めてます。風邪などひかないよう、身体に気をつけて師走を乗り越えましょう。
では、また😊。