皆様こんにちは。連日お暑うございます🌞✨
日中の暑さ対策に、棚場にミストを試行錯誤中です。また今度ご紹介しますね。
さて、今は真柏素材の針金かけを千本ノックのように、ひたすらやってます。
この真柏は糸魚川真柏より葉性は太いですが、その分太りも早く、杉葉になりにくいです。はじめはこういう素材がおすすめです。長く持てば、葉は細かくなりますしね。
これらの素材は挿し木から約3〜4年の素材です。皆さんも挿し木から作ってみてはいかがでしょうか?
①ビフォー
①アフター
②ビフォー
②アフター
③ビフォー
③アフター
④ビフォー
④アフター
⑤ビフォー
⑤アフター
⑥ビフォー
⑥アフター
作りはじめはまだ葉を多めに残してますので、ボサボサ感がありますね。
今のところ、②と④の素材が出世しそうですね✨
真柏の幹を曲げる時に気をつけていること
1, 幹の曲げは、先に曲げていた方向と逆巻きに針金を巻く。
先に右巻きだったら、今度は左巻きに曲げます。その方が、ただの螺旋状よりも面白味が出ます。
2, 樹の芯は太い幹でそのまま作る。
素材によっては、懸崖樹形を作ろうと太い枝を下枝に使って、他の小枝で頭を作り変えようか迷うこともあるのですが、小枝を頭にしても不自然な場合が多いです。なので、太い枝をそのまま幹として頭まで作ることが、自然です。
3, 頭、下枝、裏枝(もしくは引枝)の3点があれば、三角形になる。
まずは、樹の頭である樹幹部を決め、下枝を決めます。裏枝や引枝で奥行きや広がりも表現できます。最低でも、頭と下枝の2本の枝で形はできます。
初めから作り込みすぎず、曲げてるうちに思いもよらない形になることもあり、成り行きに任せることも楽しいです。
幹の舎利(シャリ)は、ある程度幹が太ってから削りましょう。ジンは、先に作りたいジンのイメージがある方は、計画的に枝を伸ばして太らせましょう。
素材は、一つ一つ枝の出かたなど違いがあり、個性が出始めています。その個性を伸ばせたらいいなぁと思いながら曲げてみます。こちらの思い通りにしようと無理に曲げると折れますので、程々に🤭。
模様木樹形にするには、枝の出かたの見極めが必要です。まずは半懸崖樹形が作りやすいです。
8月に入り、だいぶ曲げやすくなってきました。真柏の針金かけの適期は9月〜翌春です。もう少し秋が深まってきてからの方が、樹皮が硬くなるので曲げても裂けにくく、安心です。
暑さは、今週がピークですかね。水やり多めで乗りきりましょう。皆さんも熱中症にお気をつけくださいませ🌞💦
では、今日はこの辺で。