五葉松のはかまが落ちるようになりました。五葉松のお手入れ作業のスタートです。
五葉松の古葉とりと針金かけは10月まで、植え替えは9月頃までに終えましょう。
ハカマとは、葉をワサワサゆすった時に落ちてくる茶色いカラみたいなやつです。赤い矢印で示したものです。他の名称があるかもしれませんが、はかまと呼んでます。
はかまが落ちたら、新芽が固まった合図。昨年、もしくは一昨年の葉をハサミで切ります。
新芽の束を左手でつかんで、枝先を下げ、新芽の元にある古い葉を葉元で切ります。ハサミで挟んでいるのが古葉。
古葉とりは、ピンセットや手で引き抜くのではなく、ハサミで切りましょう。面倒ですが、その方が、今後新芽が吹きやすくなります。
古葉を切った後。枝先の新芽だけにします。
切った葉元が少し残ってますが、今後指でさわればポロポロ落ちます。
古葉を切るとスッキリ✨
古葉をとったら、針金かけもしやすくなります。
右の下枝を少し下げました。
樹が大きくなってきたので、植え替えました。
ちなみに、写真の五葉松は、銀性八房五葉松、もしくは宮島五葉松と呼ばれる五葉松です。接木素材として、多く流通しています。丈夫で整えやすいおすすめ品種です。
では、今日はこの辺で。