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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

ハサミのお手入れ、鉢のカルキ落としに「クリーンメイト」

ハサミを使っていると、汚れが付いたり、サビが出たりしませんか?

特に、久しぶりに使おうと思ったらサビていた時の悲しさ…。

そんな時使うのは、クリーンメイトです。→http://www.bonsai-tool.net/kane55/7.1/9991122/

10年以上は使い続けられるので、お一つあると便利ですよ。

f:id:bonsaichie:20200619003159j:imageサビたり、樹液が刃先に付いたハサミ。
f:id:bonsaichie:20200618221301j:imageクリーンメイトでこすります。落ちにくい場合は、水か椿油などをクリーンメイトにつけてからこすり、乾いた雑巾で拭います。
f:id:bonsaichie:20200618221305j:image落ちました。
f:id:bonsaichie:20200618221310j:imageピカピカ✨

クリーンメイトには多少の研磨剤が入っているので、擦り過ぎると刃には良くないそうです。普段のお手入れは、クリーンメイトで落として、切れ味悪くなったら研ぎ直しを依頼してます。

 

そして、鉢に付いた白いカルキを落とすこともできます。

f:id:bonsaichie:20200619003254j:image作業前。水やりの度に少しずつ付いてしまうカルキ。

f:id:bonsaichie:20200619003320j:image30分ほど丁寧にこすると落ちました。

鉢は、長く使ってると「古色」と呼ぶ落ち着いた色合いが付きます。クリーンメイトでこすると、その古色まで擦り落とすことになります。

写真の鉢は全体にカルキが付いて見た目に汚いので、一旦きれいにしました。

カルキが付かずにきれいな古色を鉢に宿らせていくには、水やりの度に乾拭きで一鉢ずつ拭き取ることです。

一鉢一鉢、どぶ漬けして、乾拭きで鉢を吹く。以前、そんな愛好家がいて、その方のミニ盆栽は、樹も鉢もきれいに育っていました。

自然と手に持って樹の様子を見ることになるので、新芽を摘んだり、雑草を抜いたりと、こまめな手入れにつながります。肥料が足りているか、病気になっていないか、そんな変化に気づけます。

良い盆栽を作るには、毎日一鉢は手にとって樹の様子を見ることだそうです。上手く針金をかけることよりも、間伸びさせない芽つみや芽かきが大切。そういうことを、ベテランの愛好家の方々から教えていただきました。

大変じゃないですか?と聞くと、「時間を楽しむためにやってるんだよ」と笑って答える方がほとんどです。

盆栽のために時間を割くと考えると大変ですが、豊かな時間を過ごすために盆栽をやってるというのが素敵です。

もちろん、人それぞれ時間は違いますので、水やりの効率化は大切です。でも、時間が空いたひと時、盆栽を手に持ち、様子をみる時間を作ると、盆栽との関わりが少し変わるかも知れませんよ。

 

話はそれましたが、クリーンメイト、おすすめです👍✨

サイズは大小ありますが、手やハサミが大きい方は大を。手やハサミが小さい方は小を、という感じです。

では、また😊。