クリスマス前の三連休、皆様いかがお過ごしでしょうか。お出かけ楽しかったですか?
え?私は棚場の大掃除してましたよ。ちょうどヒマでしたし。やることがあるっていいですね。笑
いや、まじめに言うと「年末寒波」が来るって言うので、もうやらないとマズイなと思って動きました。
12月に入って、寒さがきつい日もあり、樹は冬支度になりましたね。
落葉樹はすっかり葉を落とし、常緑樹は葉の色が茶色っぽくなってきました。
棚場も落ち葉を洗い流したり、寒さに弱いものは軒下に入れたりと大掃除をして冬越しをします。
我が家は神奈川県の横浜なので、埼玉など北関東に比べれば暖かい方です。
基本的には棚の上にそのままでも大丈夫ですが、気になるものは軒下に移動しました。
軒下棚下組
・樹勢の弱ったもの(水切れで葉を落としたり枝枯れしたもの、枝葉の伸びがイマイチなものなど)
・寒風や乾風に弱めなもの→枝葉が細かく密集するタイプの樹種(杜松、エゾ松、縮緬かずら、ベニシタン、早乙女小町など)
・秋以降に植え替えや針金かけを行なったもの
・挿し木や取り木など根がまだあまり張っていないもの
発泡スチロール組
・キンズ、クチナシ、椿、台湾ツゲ、スイレンボクなど
雑木の常緑樹はだいたい暖かいところが好きです。
特にキンズとスイレンボクは、棚上に置きっぱなしで枯れてしまったことがあるので、要注意。
ちなみに、発泡スチロールの底に穴を数カ所あけて水がぬけるようにします。
ふたが閉まるサイズがベストですが、うちのは樹が飛び出してしまうので、発泡スチロールごと軒下へ。
自然界の樹は、冬の間雪に埋もれたり森で密集しているので、湿度がありますよね。乾いた冷たい風がツライようです。
北関東ではムロやビニールハウスなどに入れて冬越しします。一方、静岡県の暖かい地域では保護などしないそうです。地域差ありますね。
ベランダに盆栽を置いてる方は、冷たく乾いた風をさえぎれる場所に移動させたり、風除けを作るなどされる方が多いです。
鉢数の少ない方なら、寒さに弱いものだけ、夜は部屋に入れるなどで良いかと。ただし、暖房には当たらない場所にしましょう。
@浦和のけんじい小鉢作家さんの冬越し対策はいつも参考になります。棚下に入れて囲って保温と保湿ができる環境は安心ですね。
朝食後日課の部屋掃除終えてから庭に出て、発泡スチロールの蓋を取り室の幕をあげて風と日差しを入れてやりました。 pic.twitter.com/7uwLqVbi2M
— 浦和のけんじい盆栽小鉢 (@kennji449) 2018年12月14日
盆栽を移動させながら、枯葉をとったり、雑草抜いたり。
あとは、殺菌殺虫剤で消毒して、冬越し完了です。
今後は、あまりにも寒い日が続いたら、夜に部屋に入れるなどすると思います。
それでは、良いクリスマスを(^^)。年末もあと少しですね〜!