梅雨は早くも明けてしまい、雨の戻りがありつつ、関東では晴れを迎えています。
大雨だった地域の皆様は大丈夫でしょうか。
7月に入り、黒松の芽切りを始めています。
芽切りのタイミングは、気候の違いによる地域差、樹の古さ、大きさ、元気さなどで変わってきます。
基本的には6月〜7月にかけて行い、大きなものから先に、小さいものは7月半ば以降となります。
私は、樹高20センチくらいの黒松は7月初めに、10センチくらいのものは7月半ばから芽切りします。この時期なら、管理に慣れてない方でも大丈夫かなと思う時期です。
慣れてる方はもう少し遅くして、ジャストサイズを目指すといいかも。同じ県内でも育て方や肥料により違いますので、ちょうど良い頃を色々試してみてください。
芽切りの手順
- 芽の伸びの弱い部分(下枝など)から。
- 上の写真のように、古葉から少し上に鋏を入れ、新芽を切る。
- 古葉が5対(2枚で1対)ほど残るように、古葉をすかす。
*古葉のすかしは、ピンセットで抜いてもハサミで切ってもOK - 新芽の伸びが悪い芽は、無理に切らずに、力をつける。
- 伸びの弱い部分の芽切りが終わってから、1週間〜10日ほどしてから、強い部分の芽切りをする。(これが一般的にオススメの方法)
- 数が多く管理に慣れてる方は、一気に全ての枝を芽切りしてます。その際は、芽の強い部分の古葉を5対からさらに2〜3対まで減らすなど、調整します。
- 肥料を外す(芽の伸びが悪いものは置いたままにしてます)
- 芽切り後は乾きが鈍るので、「乾いたらやる」を基本に水やり。
こちらもご参考に。
芽切り後、1ヶ月ちょっと経つとこうなります。
今年は、6月から気温が高かったですし、いつもより玉肥を使ったためか、新芽の伸びが昨年よりもよかったです。太く力強い新芽が伸びてくれてました。2番芽(芽切り後に伸びる新芽)にも期待できるかな(^^)。
ではでは、暑い日が続きますが、皆様お気をつけくださいませ。