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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

<span itemprop="headline">取り木から鉢へ</span>

どしゃぶり雨が降ったり思いっきり晴れたり、いちいち大げさな天気ですね。寒冷紗かけるのに慌ててしまいます。
 
春に取り木にかけた夏グミが元気に根を出してくれたので、鉢に移し替えることになりました。取り木から外したばかりって根が充実してないから、うまく固定できないですよね。見本に親方にやってもらいましたので、是非ご参考にしてみてください。
 
まずは取り木から外した根の様子。

 
前は幹だった部分を落とします。

長すぎる根を切り、ひろがって収まりにくい根を軽く針金でしばります。長い枝も切りつめました。

 
固定するための針金を鉢にセットします。まずは裏面。

 
針金の1本は鉢に固定するように曲げて、もう一本は長めに残しておきます。

 
樹と鉢を左手で動かないようにもちながら、右手で長い針金を樹に巻いていきます。
ここが私には難しくて、左手でしっかり固定してないと針金を回す時に樹がぐらぐらして、大事な根を傷つけてしまいます。早く仕上げないと根も乾きますのでご注意を。

 
土を投入。親方の大きい手で、なんて細かい作業を・・・!

 
まだ根が少なく、夏場で乾きやすいので水管理に気をつけます。根元には刻んだ水苔を置き、飛ばないように網で表面を覆いました。