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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

<span itemprop="headline">相模の会での勉強会</span>

先週のことですが、愛好会の相模の会(相模支部で勉強会を行いました。

 
写真では机を7名の会員さんが囲んでますが、実はさらにそれを囲むように会員さんが集まってくださいました。15名程いらっしゃたと思います。
この時期の手入れを、みなさんのお持ちの樹をみながら勉強しました。
親方が手にしている黒松は、長年の持ち込みで枝分かれが増えすぎていて、幹とのバランスが悪くなってしまったようです。枝を剪定して、針金かけを行いました。
 

また、落葉樹の手入れも行いました。写真の樹は百日紅です。
どの太い枝を抜けば良いかなど皆で検討しながらハサミをいれます。
 
そして、もみじや楓の芽かきや剪定も行いました。
親方の言葉を書きます。
 
「落葉樹は葉を落とすと、特に楓なんかは固くなってしまう。
だけど紅葉するころ少し柔らかくなってから、葉を落とす。だから色づき始めたころに葉刈りをして、まだちょっと柔らかい時に枝をいじるんだ。」
 
「落葉後に針金かけた樹は冬場は室に入れて保護してやらないとだめだ」
 
などでした。楓やもみじの芽あたり(芽が出るであろう場所)を説明する際は、みなさん老眼鏡を外しながら虫眼鏡をつかってて、お互い笑いあってました