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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

<span itemprop="headline">葉刈りのあとは…</span>


 
紅葉した葉を落として不必要な芽をかきとります。きれいな二股に枝分かれしていることを目指します。
大まかに、残しておきたい芽を緑色で塗りました。赤い色は、かきとった芽です。
複数の芽が出てしまうような枝は、他の枝と比べて“勢いが強い”という意味で「強い枝」と呼んでいます。強い枝葉やはり他の枝より太くなってますよね。
 
よく親方が言ってくれることは、「あらゆる作業は、樹の枝ぶりを平均化させるために行うんだ」です。松の芽切りや古葉とりでも、樹の全体が平均した力を持つようにつくることで大木感のある整った形になるとのことです。
 
それから、手直し程度には針金をかけても良いとのことです。特に楓は固くなる樹なので、葉を落としてか10日以内にかけないと折れて、枝が傷んでしまうそうです。
もみじやケヤキは柔らかい樹なので針金をかけても大丈夫とのことです。
ただし、手直しをする程度にしてください。
 
来年の春が早くも待ち遠しいですが、ゆっくり樹の手入れをしながら楽しみにしてましょう!