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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

展示会の例

展示会シリーズお待たせしました!色々写真を用意するのに時間がかかってしまいました。
展示会にまだいらっしゃったことのない方に、展示会ってどんなものや?というのを知っていただきたく、お客さんにご協力いただいて写真を用意しました。全体に、写真をカメラで写したものなので、画像や角度が悪いですがご了承ください。
 
まずは、平成21年1月の展示会にて出品された席の写真。
この席の左に置いている『老爺柿』に焦点をあて、展示会に出品されるまでをおっかけます。
 
 
老爺柿の盆栽は、平成6年頃に産声をあげます。
その時の写真が下のもの。この時点で樹齢は約10年。
 
 
次の写真は、2年後の平成8年頃のもの。枝つくりのために枝を伸ばしてますが、まだ枝の数が少ないのが分かります。
 
 そして平成9年の写真です。枝の骨格ができてます。
 
平成9年から21年までの間は写真がありませんでした。
13年間の管理の賜物が見事な展示会での姿だと思って、その苦楽に思いを馳せてみてください。
もう一度、平成21年時の老爺柿のみの写真をこちらに。
写真には平成20年とありますが、間違いです。正しくは21年。
 
 
最後は、今の平成22年の9月現在の姿です。
葉がある姿も印象違って素敵ですよね。鉢も違います。この猛暑の中、葉が焼けたりせず、実もたわわになっているところが、さすがベテランさんの管理です。
 
 
どうでしょうか。展示会での晴れ姿の前後を見ることによって、展示されてる樹への見方が少し変わるのではないでしょうか。
「きれいだな~」といって流して見ているだけではもったいないです。出品者の苦労がどのようなものだったか、近くにいる愛好家に聞いてみたりして想像するともっともっと楽しめますよ!
そして、“学んだ知識をもとに次の1年の管理をがんばる”といサイクルによって皆さんはベテラン愛好家としてキャリアをつけていったそうですよ。
展示会って奥が深いですね。