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BONSAIちえ

豆松屋山崎ちえの盆栽日記

五葉松の感動

五葉松の新芽がかたまりはじめ、古葉をとる作業がありました。そこでの感動!!
昨年の葉より今年伸びた新芽が短くとまり、しまっているんです。
 
写真の下側の長く伸びてるのが昨年の葉で、その上の短い葉が今年の新芽で、古葉を取り除いたもの。
 
水管理や鉢を小さくしめることによって、葉が短くしまることは教えていただいてましたが、1年たって本当にそうなる姿をみると、盆栽というものの面白さが少し理解できた気がします。
 
そもそも、6月より水やりを任せてもらったものの、五葉松には日々悩まされてきました。
五葉松は水管理が難しく、他の樹より少なめに水をやります。他の樹の様にいつも潤ってる状態だと根っこが弱ってしまう。
かといって水を全くやらなくても枯れる…。
雨の多いこの時期はいつもひやひやで、例えば、日中に水やりをして帰りの電車で雨雲を目にするとものすごく不安になって後悔するなど。。
 
 
だから、無事に葉が短くしまってカッコよく成長したのをみると今までのやきもきも吹っ飛びました
今までは針金かけなど、“その時”の形を良くすることや、飾り方に面白さを感じてましたが、1年を通してやってみると、樹の成長を見ることの面白さも分かってこれたかなと思います。
 
盆栽はやってみないと面白さは分かりずらいけど、やりだすとはまってしまう。。楽しいですよ☆